「へとへとパン 小麦粉を使わない白崎茶会のかんたんレシピ」を参考に、
簡単なパン作りにはまっています。
白崎茶会さんのレシピ本は8冊ほど持っているのですが、何を作ってもおいしいので大好きです。
特に甘いおやつ系は本当においしく、リピートしているレシピも多いです。
今回こちらの投稿では、「へとへとパン」のレシピの特徴と、作ったパンの感想をまとめています。
「へとへとパン」はこんなパン
「へとへとでも作れる」がコンセプトなので、とにかく簡単に作れるレシピが載っています。
- 小麦粉不使用 グルテンフリー
- 乳、卵、イースト不使用
- こねたり寝かせる必要なし
- 作業時間10分程度(焼き時間除く)
ベーキングパウダーを使うレシピが中心なので、普通のパンのように頑張ってたくさんこねたり、発酵のために寝かせる必要が無いです。なので材料さえそろっていれば短時間で作って食べられる、腹ペコさんにも嬉しい時短パン。

小麦粉やイーストを使っていないので市販のパンのように
ふんわりはしませんが、素朴で優しいおいしさのパンです。
難点をあげるとすれば、米粉、豆乳ヨーグルト、てんさい糖、メープルシロップなど、普段から常備していない場合は、材料をそろえるのが少し面倒に感じるかもしれません。
ですが、「それはどこで売ってるの…?」という見たことも聞いたこともないような材料は出てこないです。
スーパーで手に入るもので構成されているので、材料を揃えるハードルはそこまで高くはないかなと思います。
バナナきなこパン(作業時間10分、焼き時間18分)

本の中の「ゴツゴツパン」より、バナナきなこパンを作りました。
バナナの優しい甘さと風味がおいしくて、食べ終わってすぐリピートで作ったレシピです。
一度に小ぶりのパンが4個焼けます。朝ごはんやおやつにちょうど良いサイズ。
ラップにくるんでお弁当にも持って行っても良さそうです。
ふわもこパン(作業時間10分、焼き時間20分)

こちらは少し緩めの生地を天板に流してそのまま焼く天板パン「ふわもこパン」です。
レシピではメープルシロップを使用しますが、家になかったのでてんさい糖 12g を使用しています。途中、見本の写真より生地が固く見えたため、豆乳ヨーグルト 5g を足しました。
材料混ぜてあっという間に焼けるので、本当に簡単にできました。甘さ控えめなので、しょっぱいおかずにも合うと思います。本の中ではサーモンサンドなどに使用するレシピも紹介されていました。
また、このパン生地を基本に、ジャガイモやコーンを乗せて焼くアレンジレシピもあります。これでマヨコーンパン作ったらおいしそうなので、今度試してみます。
見本写真では6等分にカットしていたのですが、食いしん坊本能に従って切ったら4等分になりまして、1食で半分食べました。おいしかったです。
とうふパン(作業時間10分、焼き時間20分)

絹豆腐を使った「とうふパン」。
計量スプーンで真ん中をくぼませて焼く面白い形のパンです。
一度に4個のとうふパンが作れます。

4個のうち2個を、「ごまパン」のごま無しバージョンにしました。
こちらはとうふパン生地のアレンジレシピとして掲載されているものです。
ごま無しだと見た目が寂しいので黒コショウを振りました。
焼きあがったとうふパンに、塩こうじチーズを乗せて更に焼くので、結構ザクザクとした仕上がりです。
ザクザク触感の豆腐パンに、とろーり塩こうじチーズと塩コショウがよく合っておいしかったです。
塩こうじチーズのレシピも本に載っています。
簡単で使い勝手が良いので、お気に入りレシピになりました。

こちらはジャムを塗ったバージョンです。
焼きたてもザクザクとしていて普通のパンとは違う触感なのですが、夜焼いたものを翌朝食べたからか結構硬くなってしまいました。そこにジャムを塗ったことで、パンというよりクッキーに近く、これはこれでおやつとしてはアリと思いました。
へとへとでも自分のために料理を作る
疲れていると料理なんてする気分になれないけれど、少し時間をかけて自分のために料理をすると少し心がホッとする気がします。
凝った料理を作るには時間も気力もない、だけど何か作りたいと思っている人がいたら、このへとへとパンはぴったりです。
気になった方はぜひ本をチェックしてみてください。



