昔は急な雨が降るたびにビニール傘を買い、気づけば玄関にはビニール傘が何本も並んでいました。

今はこの折りたたみ傘を1本だけ持ち歩いています。
持ち歩く習慣さえつけてしまえば、雨の日に傘を忘れることもなく、無駄な買い物もなくなります。
本記事では、ビニール傘だらけだった過去から折りたたみ傘1本に変えた経緯とメリット、そして現在愛用している折りたたみ傘の特徴や使い勝手について記録します。
折りたたみ傘1本で暮らすようになった理由
折りたたみ傘を1本で暮らすようになった一番の理由は、とにかく楽だからでした。
常にリュックに折りたたみ傘を入れているので、出かける前に天気予報をチェックして「今日は傘が必要になるかどうか」を考える必要がなくなりました。
「常に持ち歩く」と決めているおかげで、忘れることがありません。
玄関にビニール傘が溢れていた頃
以前はビニール傘をたくさん持っていました。
雨が降っていれば傘を持って出かけますが、予報が確実でない場合は長傘を持つ気になれません。そのため、出先で雨が降るたびに、100円ショップやコンビニでビニール傘を買っていました。
雨が降らなければ、過去に買った傘を持ち出すこともないため、家にはビニール傘がどんどん増えていきます。
簡単に壊れないので使い切るのも難しく、ある程度溜まったらまとめて捨てる―そんなことの繰り返しでした。
今思えば本当に無駄で、もったいないことをしていたと感じます。
折りたたみ傘を持ち歩くメリット
折りたたみ傘を使うようになって感じたメリットは、主に次の4つです。
- コンパクトで邪魔にならない
- 他人に危険を与えにくい
- 置き忘れない
- 盗まれない
折りたたみ傘は畳んでバッグに入れておけば邪魔にならないので、電車や駅で傘の先端を人に当ててしまったり、どこかに置き忘れたり、盗まれてしまうということが起きません。
長傘を使っていた頃は、電車やお店に忘れたり、少しの間コンビニの傘立てに入れておいたら盗まれてしまったということが時々あったのですが、今はそういったことがなくなりました。
だから同じ傘を何年も使うことができます。
ビニール傘を買うお金と、保管するスペースが不要になり、良いことづくめでした。
愛用中の折りたたみ傘:ユニクロのウルトラライト傘

3年半愛用している折りたたみ傘は、ユニクロの『ウルトラライトUVカットコンパクトアンブレラ』です。
大きさ比較のため、チューブのからしと並べて撮影しました。
具体的な仕様は以下のとおりです。
- 名前:ウルトラライトUVカットコンパクトアンブレラ
- 親骨の長さ:50㎝
- 親骨の本数:6本
- 折りたたみ時の長さ:24.5㎝
- 色:ブラック
- 重量:約127g
- 価格:1,990円
UVカットと名前についているとおり、晴雨兼用で日傘としても使えます。
重量は約127gで、卵2個分ほどの重さしかなく、とても軽いです。

収納袋を傘の持ち手部分のストラップにつけることができるため、無くしにくいところが気に入っています。
巷ではこれよりももっと軽量の折りたたみ傘も販売されています。
以前、売り場でいくつか試したときは、軽量に特化したタイプの傘は畳みにくいものが多い印象でした。
今愛用しているこの傘は普通に畳めるので、その点が気に入っています。
※最新の製品では改善されている可能性もあります。
都会の強いビル風で傘がひっくり返ることも何度かありましたが、骨は折れず今日まで使えています。
1,990円という価格を考えると、十分な耐久性だと思います。
リピート購入したいけど廃盤…
「ウルトラライトUVカットコンパクトアンブレラ」は3年半使って結構くたびれてきているので、そろそろ買い直し考えているところです。
しかし、残念なことに同じものはもう販売していないようです。
現在、ユニクロで販売されている折りたたみ傘は『UVカットコンパクトアンブレラ/親骨55cm』というもので、仕様は以下のとおりです。
- 名前:UVカットコンパクトアンブレラ
- 直径:98㎝
- ストラップ長さ:22㎝
- 親骨の長さ:55㎝
- 親骨の本数:6本
- 折りたたみ時の長さ:27㎝
- 重量:約250g
- 価格:1,990円
私が愛用している『ウルトラライトUVカットコンパクトアンブレラ』とほとんど同じ作りですが、親骨のサイズが5㎝長くなり、重量は約250gに増えています。
重量250gは折りたたみ傘としては軽量の部類ですが、今持っている傘と比較すると倍の重さになるため、どうなんだろうと思っています。実物を持ってみて気にならないようならこれに買い替えたいですが、重さがネックになるようなら別の傘を探す予定です。
折りたたみ傘1本生活のデメリット:雨への防御力
折りたたみ傘の最大のデメリットは、長傘と比べると雨への防御力が低いことです。
小さくて軽いため、強い雨や強風が吹いている場合は、結構濡れてしまいます。
私は少しの雨にも濡れないようにすることよりも、「傘を使っていないときに邪魔にならないこと」の方が優先度が高いので、そこはそういうものとして受け入れています。
ある程度の重さでもよいという場合は、もっと大きくて頑丈なタイプの折りたたみ傘もあるので、そういったものを検討するのも良いかもしれません。
まとめ:傘を減らすと、暮らしが軽くなる
傘を折りたたみ傘1本に絞ることで、日々の暮らしがぐっとシンプルになりました。
- 雨の日でも傘を忘れず、余計な心配が減る
- ビニール傘を買う出費がなくなる
- 玄関がスッキリする
- 傘が邪魔にならず、ストレスなく持ち歩ける
小さくて軽い折りたたみ傘は、防御力の点で長傘に劣る部分もありますが、私にとっては毎日の快適さと管理の手軽さが上回ります。傘1本生活は、思った以上に暮らしを軽くしてくれる選択でした。



