こちらは前回書いた風邪の話の続編になります。
ちゃんと病院に行ったしあとは治るだけと思っていたのですが…。

■10月14日からの経過
10月14日夜、39度の高熱と喉の強い痛みがありました。
熱は下がったものの喉の痛みは続き、10月16日に内科を受診。コロナ・インフルエンザは陰性でした。
その時点で副鼻腔炎が悪化しており、右耳の詰まりも出ていました。右耳からは常にシュンシュンシュンという音がしており、イヤホンで左右の聞こえ方を確認すると、左耳100に対して右耳は10くらいの音量の差を感じました。
副鼻腔炎の悪化で耳が詰まることはこれまでもありましたが、大体は数日で治りますし、長く続いた時でも痛みが出ることはありませんでした。しかし今回は、不定期でズキズキとした痛みがありました。普段とは違う耳の具合が心配で、10月18日に地元の耳鼻科を受診しました。
■耳鼻科での診察
耳の診察では、耳の穴の方から何かを入れて空気が通るかチェックされましたが状態は変わらず。次に鼻の穴から空気を送ると、耳の奥からグジュという嫌な音がしました。空気が完全には通らなかったものの、10→30くらいには聞こえるようになった気がします。
鼻は黄色いドロドロした鼻水が大量に出ており、副鼻腔炎は大悪化していました。
この耳鼻科で以前大学病院の紹介状を書いてもらって鼻の手術をしているので、その後の通院・治療状況について訊かれました。
昨年11月に喘息発作があり別の病院を受診。以来テリルジーを吸入しており、鼻の状態も安定していた時期がありましたが、その後暫くして再び悪化。2か月おきに屯用のプレドニンを服用していることも伝えました。
お薬手帳にあった「モンテルカスト」については、耳鼻科の先生から「症状がなくても飲んだ方が良い」と言われました。ただ、大学病院の方では「喘息を診ている医師がこの薬を処方していないなら、やめても問題ない」とのことで、最終的に手持ちの分を飲み切って終了しました。
■大学病院と地元耳鼻科の違い
大学病院は設備が整い、あらゆる検査が可能で安心感があります。ただし、待ち時間がとても長い。
一方、地元の耳鼻科は規模は小さいものの、治療方針がはっきりしていて診察も早い。
私の場合は、定期的な状態確認は大学病院、症状悪化時は地元耳鼻科と使い分けるのが良さそうです。
どちらにもメリットがあるので、両方行ける環境を維持したいと思います。
■診察後の処置
診察後は上咽頭に薬を塗ってもらい(めっちゃ痛い)、ネブライザーも行いました。
上咽頭に薬を塗るとき、喉の方から棒を突っ込まれるので「オエェェェ!!!」と声が出てしまいました。
これは喉に住んでいるおっさんの声です。
最後に先生から「テリルジー吸入して吐くとき、鼻から出してみて」と言われました。口吸って口から吐くのが基本だと思っていたので、目からウロコな使い方です…!
上の方にも書いた通り、テリルジーを使い始め当初は鼻にも効果が出ていました。鼻から吐き出すだけで、また以前のような効果が出てくれたらめちゃめちゃ嬉しいです。試す価値しかないので、早速昨日から試しています。しばらく続けてみてまた経過を報告したいと思います。
■今回処方された薬メモ
- クラリスロマイシン錠200mg
- オキサトミド錠30mg
- モメタゾン点鼻液50μg
抗生物質はサワシリンからクラリスロマイシンに変更になりました。
タイプの違いは以下の通りです。
- サワシリン(アモキシシリン):細菌の壁を壊して殺すタイプ(殺菌)
- クラリスロマイシン:細菌の増殖を止めるタイプ(静菌)
どちらが良い悪いではなく、菌の種類や症状、耐性によって使い分けられるようです。
■現在の状態と感想
今は喉の痛みはほぼなく、鼻もだいぶ落ち着きました。
どの薬の効果が出ているのか、または両方なのか、正確にはわかりませんが、とにかく楽になってホッとしています。耳の詰まりも徐々に改善中です。水を飲んだ時に詰まりを感じる箇所が動く感覚があり、詰まりたての頃よりはマシになってきた気がします。
私の場合、好酸球性副鼻腔炎や喘息があるため、好酸球性中耳炎の可能性も頭に入れておく必要があるそうです。好酸球性副鼻腔炎の仲間に、中耳炎バージョンもいたのね…とちょっと怖くなってしまいました。
昔は風邪をひいても薬を飲んで寝ていれば治っていました。
しかし今は、風邪をきっかけに副鼻腔炎や喘息が悪化する可能性があるため、免疫力を上げていかなくてはと思います。
と言いながら、免疫力ってどうやったら上がるのか、いまいちわかっていません。
食事、運動、睡眠、規則正しく、ストレス少なく。文字で書くのは簡単だけど、これらすべてをバランスよく整えるのはかなり難しいと感じます。でも、やれることからやっていくしかないですね。
今回は、抗生物質を途中で切り替えたので、合計7日分飲むことになります。
抗生物質を飲むことで、腸内細菌がかなり減るそうです。なので体調が回復したら、ひとまず腸内環境を整えるための腸活を意識していきたいと思います。

追伸:
前回の日記に書いた「アルミのお鍋に入った煮込むだけの鍋焼きうどん」を無事見つけたので食べました。
おいしかったです。



