
昨日は、『猫の集会』へ行ってきました。
『猫の集会』とは、JSFMねこ医学会が主催する、獣医師と動物看護士向けの勉強会です。
獣医さん・看護師さん向けの講座やセッションとは別に、一般の猫飼い主向けに講座やグッズ販売が行われます。また、猫用品を扱うメーカーのブースもあります。
私は2022年に行って以来なので、3年半ぶりでした。
開場時刻を少し過ぎたころにに行きましたが、すでにたくさんの人がいて驚きました。講座は椅子が足りずに立ち見が出るほどです。以前行った時は、長テーブルと椅子が並んでいて、今回よりもずっと席数は少なかったのですが、ここまでの人はいなかったと思います。
今回から参加費が有料(1,000円)になりました。
また、猫のおもちゃ屋さん『猫の家』は予約制が導入されました。
猫の家は大人気のおもちゃ屋さんで、ウェブショップはすぐ完売、イベント出店の際も早くから行列に並ばないと買えないくらい人気があります。私も過去にいくつかのイベントで並んで購入してきましたが、今回の予約制は早くから並んだりせず、ゆっくり買い物できてとても良かったです。

今回購入したおもちゃ。ぴったり5,000円でした。
市販のおもちゃと比べると少し高いのですが、猫の食いつきがとんでもなく良いので、一度使うとやめられません。

お気に入りは『ピンクさん』です。

講座を聞きたかったので、すべてのブースを回ることはできませんでしたが、いくつかのメーカーブースでサンプルなどをいただきました。こういったイベントでもない限り、メーカーの方と直接お話できる機会はなかなかないので、良い取り組みだと思います。

この『市民プログラム』は一般の方も参加できる講座です。
猫と長く暮らしている方にはすでに知っている内容もあるかもしれませんが、改めて暮らし方や接し方を見直すきっかけになるので、参加して良かったです。
たとえば、うちの猫は無理と諦めていた『歯磨き』も、少しずつ慣らせば今からでもできるようになるかもと希望が持てたり。できることは猫によって違うので、完璧を目指さなくて良いというお話に心が軽くなりました。また、通院ストレスを軽減する方法や、腎臓病の治療方法なども参考になりました。
我が家の2匹は通院ストレスが高い方なので、抗不安薬に頼るのはかなりアリかなと思いました。
前回、おしゃんが通院したときは、細かい診察はできなかったので、次回の通院で使うためにガバペンチンをもらってあります。その前の通院では鎮静注射をした上で検査していますが、これだとすでにストレスがかかった状態なので、自宅で抗不安薬を飲む方が猫的には楽なのではと思いました。
薬と聞くと少し抵抗がありますが、もし自分が猫の立場だったらと考えたら、意識がはっきりした状態で知らない場所で知らない人に触られて検査を受けるより、薬でぼーっとしている間に終わらせてほしいです。
私は過去に胃カメラでの検査を受けた際、鎮静をしてもらって鼻からカメラを入れましたが、ぼーっとしている間に終わってとても楽でした。もしもこの検査を、鎮静かけずに意識がはっきりした状態でやりましょうと言われたら、全力でお断りします。検査内容がわかっている人間でも嫌なのだから、「病院で何をされるかわかっていない」猫からしたらもっと嫌ですよね。
薬と言っても毎日飲むわけではないので、上手く活用して猫のストレスが減らせるなら、猫自身はもちろん、診察する獣医さんや看護師さん、飼い主にとっても良いことなのではと感じました。
現在、我が家の2匹は6歳。
健康で長生きしてもらうために、できることはやっていこうと思います。



